アスペルガー夫との夫婦生活【円満の秘訣は①観察②考察③対処法】

ちくわ
こんにちは!当ブログ管理人、ちくわです!

私の夫はアスペルガー症候群・積極奇異型(診断済み)、少々ADHD気味です。

今日は、発達障害の夫と定型発達の私達が実践している夫婦円満術を書いていきたいと思います。

そのポイントは①観察②考察③対処法

その前に、少しだけ夫のことを紹介させてください。

夫のアスペルガーが分かったきっかけ

発達障害の夫はバツイチです。

前妻さんとの間に、娘さんが2人いらっしゃり、月1で養育費をお支払いしております。

夫は、前の結婚生活時には、自分が発達障害だということに気づいていませんでした。

結果、10年間の結婚生活は、夫婦間の言い合いが絶えなかったそうです。

そして、関係は悪化し、家庭内別居をへて、別居に発展。

最終的には意見がまとまらず、家庭裁判所の力を借りて、調停離婚に至ったと聞いております。

夫が発達障害の診断を受けるきっかけになったのは、「あなたって、これなんじゃない?」という前妻さんの一言。

アスペルガー症候群に関するネット記事を見せられたそう。

その時は、夫自身も「まさか…」とは思ったそうですが、そこには確かに自分に思い当たることが書いてある。

意を決して、診断を受けることを決めたそうです。

診断にはひとりで行ったそうで、結果が出るまでの待ち時間、胸が締め付けられる思いだったと言います。

結果は、ほぼ間違いないという診断。

前妻さんには、診断結果を伝えたものの、もう夫婦関係の絆・信頼・何より愛情が破綻していた時だったので、そこからの修復は難しく、「障害じゃなくて甘えもある!」と突き返されしまった夫。

カウセリングの先生も「もう少し早く来るべきだった…」とおっしゃられたそう。

その話を聞いた時、前妻さん自身は、認めなかったそうですが、きっとカサンドラ症候群になっていたのではないかと私は思います。

夫婦関係は、崩れきってからでは遅い。

いかに早い段階で、お互が発達障害について理解を深めるか

そして、理解を深め続け、上手くやっていく工夫が出来るかがとても大切なのです。

私がアスペルガーの知識を得るまで

夫と出会う前は、私の周りには、それに該当する人がいませんでした。

正しくは、知識がないために、気づかなかったというべきかと思います。

発達障害についてほとんど無知で、それに対して困ったこともなく、正直興味さえもありませんでした。

夫と出会い、お付き合いが開始して1か月後。

夫から、発達障害だということを告白されました。

そして、前妻さんと離婚になった要因の1つだということも聞きました。

夫のことが大好きだった私は

ちくわ
何とか彼と一緒に居続けたい!
と、本やネットを読み漁り、ちょっとずつ発達障害への知識を増やしていきました。

1番勉強になったのは、発達障害一口に言っても、その程度や表れる特徴は100人100色であること。

よって、周りもサポート方法も1つではなく、その人の特徴をよく理解して、対策してあげる必要があるということです。

勉強をはじめたきっかけは、夫との将来のためでしたが、知識があると、日常の見える世界も変わっていきました。

私は、仕事で新入社員の教育係をしていたのですが、数人の中で、なかなか仕事を覚えられない新入社員がいました。

その子は、どんなに丁寧に説明しても、あまり理解出来ない様子で、府に落ちない表情をしていました。

「もしかして…」と、その子にはそれ以降、口頭で説明するのではなく、文字で書いて教えるようにしてみました。

すると、みるみるうちに仕事を覚えることが出来たのです。

きっとその子は、発達障害の特徴の1つである、視覚優位という特徴があったのだと思います。

今もその子は、他の子とは少々違う仕事内容ではありますが、自身の得意を見つけて、生き生きと働いています。

発達障害には【グレーゾーン】と呼ばれるものがあり、そうなると誰しもが少なからず発達障害の特徴を持ち合わせていることになります。

どの程度が黒なのか、グレーなのか、明確な定義はありません。

しかし、それを周りが”個性”と捉え、言い方や伝え方を工夫してあげることで、働きやすい環境を整えてあげることが出来ます。

よって、夫のために勉強した発達障害についてですが、それは仕事でも役に立っていると私は思います。

夫婦生活の円満を目指して~最低限の知識を得よう~

今このブログを読んでくださっている方は、きっと周りの大切な人(夫・妻・彼氏・彼女など)と「どうにか上手くやっていきたい」と思っている方ではないでしょうか?

きっと「もうどうでもいい」と諦めている方は、このブログにはたどり着かないと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、まずは円満な関係のためには、発達障害について、最低限の勉強をして、知識を得ることが大切です。

今発達障害は、メディアでも注目をされており、テレビなどでも多く取り上げられています。

また書店に行くと、発達障害専門のコーナーがあり、その種類の多さに驚かされるほどです。

その中から、まずは「読みやすいもの」を手に取りましょう。

私のおススメは、漫画が付いているものを読んでみることです。

ちなみに私が読んでためになった&面白かった本を参考がてら載せておきます。

おススメ①

発達障害のおすすめ本【うちの火星人】4コマ漫画が読みやすい1冊

2020年4月17日
おススメ②

発達障害のおすすめ本【続うちの火星人】念願の続編が新登場!

2020年4月18日

簡単にご紹介しますと、この本の筆者は家族の中で唯一、定型発達の夫(パパ)。

そして、夫を除く、妻(ママ)・お子さん4人全員が発達障害というご家族のストーリーです。

家族それぞれで特徴が違うので、いろんな事例に触れることが出来ます。

また、家族間で起こるハプニングや珍事件が4コマ漫画になっていて、楽しみながら読み進められます。

何より、筆者の夫(パパ)がとても前向きなので、読んでいてくすっと笑ったり、明るい気持ちで勉強が出来ることがこの本の良いところです。

初版本と続編、計2冊出版されています。

どちらもおススメですが、まずは初版本から読んでみるといいかと思います。

おススメ③

こちらの本の筆者は定型発達の妻です。

アスペルガー症候群の夫との、結婚生活の中で巻き起こる事件・悩み・苦しみが漫画を中心にコミカルに描かれています。

この本は、たくさんのシリーズが出ているので、とても楽しく読み進めることが出来ます。

ちなみに、主人公のあきらさん(夫)はアスペルガー症候群【受動型】です。

この本では、アスペルガーにもいろんな型があることが学べます。

私の夫は、アスペルガー症候群【積極奇異型】なので、あきらさん(夫)と同じ特徴を持ち合わせていることもあれば、「それは違うなぁ」と共感できないこともあります。

本を選ぶ際は、発達障害者の実例に少しでも近いものを選ぶとより学びになると思います。

【実践①】アスペルガーを観察してみよう

発達障害の知識が入ったら(勉強はずっと続けるべきですが)まずはじっくり当人を観察してみましょう。

普段は、当人が巻き起こす行動や言動に、ムッとしてしまい、怒りが湧いてくるところでしょうが、観察という気持ちを持つと、比較的冷静に見守ることが出来ます。

すると

ちくわ
あ、これはあの本で読んだ特徴と似てるぞ!もしかして、あの本の主人公と同じく、これが苦手なのかもしれない!
と、たくさんの気づきがあります。

その観察内容を、忘れないように、すかさずメモしてください!

人間はどうしても忘れやすい生き物なので、数日すると100%忘れてしまいます。

携帯のメモ機能に簡単に記録しておけばそれでOKです。

今まで「どうして出来ないのだろう」「どうしてこの人は私の気持ちが分からないのだろう」とひとり不安に思っていたことが、知識を得て、観察をして、納得するだけで、ずいぶん気持ちが楽になります!

【実践②】アスペルガーを考察してみよう

つぎに、観察した内容を、本の事例を参考に、考察してみます。

考察とは「物ごとを明らかにするために、よく調べて考えること」を意味します。

算数の問題を解くときに、参考書を片手に解き方を見ながら考えますよね?

それと同じです。

ここで、重要なのは、大きくパターンが2つあることです。

1つは「個人で起こったトラブルの場合」

もう1つは「対人コミュニケーション間で起こったトラブルの場合」です。

個人で起こったトラブルの場合

私のアスペルガー夫の特徴で例を挙げるとすれば…

買い物をお願いした内容を覚えられず、違うものを買ってきてしまった
⇒耳から入った情報は覚えられないという特徴がある。

三角食べが出来ず、マナーが悪いことを友人に指摘された
⇒食材が混ざることを極度に嫌がるという特徴がある。

などです。

これは、先ほど紹介した書籍の中にも、似た事例が書かれていました。

このような、個人で起こったトラブル事項については、事例と照らし合わせるだけで、比較的簡単に答えが導き出せることが多いです。

対人コミュニケーション間で起こったトラブルの場合

難しいのは、個人としての特徴ではなく、対人コミュニケーション間で生じたトラブルです。

発達障害(アスペルガー症候群)の特徴として、相手の気持ちをがイメージ出来ないことが挙げられます。

場の空気を読むことが難しいとも言えます。

すると「どうして、相手が怒っているのか」「どうして、喧嘩になったのか」が分かりません。

コミュニケーション内容は、その都度違い、本を見ても、そこまで細かい事例は乗っていないので、考察が非常に難しいのです。

ちなみにですが、私達夫婦の場合は、喧嘩をしたら、まずは即座にお互い部屋を離れます。

そして、喧嘩に至ったプロセス(お互いに放った言葉)を、私が細かく携帯に打ち出します。

その言葉で自分がどういう気持ちだったのか(悲しい、悔しい、寂しい)も合わせて打ち出します。

完成したら、夫のラインに流します。

夫は、文字に起こした方がコミュニケーションが円滑にとれるという特徴がありますので、全て読んだ地点で、私の部屋に迎えに来てくれます。

そして、コミュニケーションの中で、夫はどういう気持ちだったのかを教えてもらうようにしています。

すると、自分では考えつかなかった思考(発達障害ならでは)のものだったり、ただ男性・女性の考え方の違いだったり、気づきがたくさんあります。

結果、どうして喧嘩になったのかという考察をふたりで一緒にするようにしているのです。

正直、相手の気持ちをイメージすることが難しいという特徴を持つ夫には「なんとなく分かるけど、ちょっと理解するのが難しい」と言われることも多いです。

しかし、何もしないままだと、確実に夫婦関係は破綻します。

今後、少しでも良好な関係を築くために、まずは一緒に考えることが何より大切なのです!

【実践③】アスペルガーの対応策を導き出そう

考察が出来たら、対応策をまとめていきます。

お互いにルールを決めたり、約束事を交わしたりします。

対応策は、100人100色の発達障害者に合わせたものでなければ意味がありません。

最終的には、その人に合わせたオリジナルの「取り扱い説明書」を作成することが望ましいです。

その取扱い説明書は、トラブルが起こった都度、更新していき、さらに精査していくことが大切です。

ちなみに、当ブログでは、夫にまつわるトラブル、対応策をたくさん発信しております。

もし良ければ、参考になるものもたくさんあると思います。

アスペルガー夫との夫婦生活まとめ

いかがでしたか?

私達の夫婦円満の秘訣!①観察 ②考察 ③対応策 をご紹介しました。

私たち夫婦は、今はふたりでの生活ですが、数か月後には子どもが産まれます。

子どもが産まれると、夫はパートナーという役割から、父親という役割も持ち合わせることになります。

そうすることで、夫をとりまくコミュニティはさらに複雑になり、今までの対処法だけでは、解決するのは難しくなることでしょう。

また私が、夫に父親としての期待してしまう部分も増え、喧嘩が絶えなくなることも予想されます。

しかし、人生をこの先も共にしていきたいと思うからこそ、日々発達障害の勉強を重ね、さらに夫の完璧な取扱い説明書完成を目指していきたいと思います。

今後も当ブログでは、夫のことを発信し、読んでいただいた読者の皆様のお役に少しでも立てれば嬉しいです。

本日もお読みいただき本当にありがとうございました。

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