

本日のブログは、発達障害者を支える、サポート側に必要な3つのポイントをお伝えいたします。
●発達障害の家族に手を焼いている
●彼氏に発達障害の疑いがある
●子どもの発達障害が分かり不安だ
ちくわも、発達障害の夫と、お付き合いを始めた当初は、不安な気持ちでいっぱいでした。
また、発達障害についてほとんど無知だったため

しかし、サポート側に必要な3つのポイントさえおさえれば、必ず定型発達者が発達障害者支え、今よりも上手にコミュニケーションがとれるようになります!
〇発達障害の彼氏と上手くやっていきたい
〇親として子どもの発達障害に向き合いたい
アスペルガー夫の対処法
ポイントは3つあります。以下解説していきます!
ポイント①知識をインプットする
✓近年注目される発達障害
発達障害については、近年とても注目度が上がっています。
なぜなら、昔は『ただの変わった子』としてスルーされていた、大人の発達障害者が、医療の向上によって判明し、その数が増えてきたからです。

それゆえ、書店には、発達障害専用のコーナーが設置され、その書籍の多さに驚かされます。
また、メディアでも多くの事例が取り上げられ、その注目度が見て取れます。
ちくわは、夫と付き合う前、発達障害に関する知識はほぼ0でした。
そこから必死に勉強を開始!
片っ端から書籍を購入し、まずは発達障害に関する知識をインプットするよう努めました。
発達障害者をサポートするためには、まずはサポート側が、必要最低限の知識を書籍で取り込みましょう。
✓発達障害の3つの要素
発達障害とは、以下3つの要素を指す言葉になります。

Yahoo!参照
※補足説明※
自閉症スペクトラムとは、③広汎性発達障害とほぼ同じ概念を指します。
自閉症やアスペルガー症候群には、互いの境界線を引くのが極めて難しいこともあり、一連の続き(=スペクトラム)として、総称して呼ばれています。
①②③でみられる特性は、独立しておらず、全てが複雑に混ざり合っています。
よって、色んな特性があわさって、発達障害の特性として現れることがほとんどです。
サポートしたい発達障害者は、どの要素が強いでしょうか?
独立した特性ではないからこそ、全て勉強しても無駄ではありませんが、まずは当てはまる要素の濃い部分から勉強(インプット)するとよいでしょう。
✓発達障害を学ぶ書籍は2パターン
発達障害を学ぶ書籍には、大きく2つのパターンが存在します。
1つは、知識や用語を学ぶ本。
全く発達障害の知識がない方は、最低1冊は購入して読み込んでほしいです。
数多くの書籍があるので、パラパラとめくって、読みやすいものを選ぶといいと思います。
ちなみに、ちくわは『図解 よくわかる大人の発達障害』という本が、図・カラー・文体的に読みやすくオススメでした。
ちなみにこのシリーズは『ADHD』『アスペルガー症候群』『子どもの発達障害』と、発達障害の中でもその特性に特化したシリーズがたくさん出ているので、1番当てはまるものを購入されてもいいと思います!
もう1つは、具体的なエピソードが書かれているエッセイ本。
こちらは、漫画仕立てになっていたり、実録エピソードが書かれていたり、とても面白く読み進めることが可能です。
数ある中でも、ちくわの超オススメエッセイ本は『うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための”取扱説明書”』という本です。
筆者(夫)の平岡さん以外、妻・長男・長女・次男・次女、全員が発達障害者という実物語。
4コマ漫画が付いているので、楽しく・前向きに発達障害について学びたい方にオススメです。
こちらの本については、別記事に詳しくオススメポイントを書いているので、気になる方は合わせてお読みください。

ネットでも、もちろん、発達障害についての知識は得られますが、情報が偏っていたり、知識が正しくないこともあります。
よって、正確な知識をインプットするためには、まずは書籍で学ぶことをオススメします。
ポイント②発達障害者本人をじっくり観察する
書籍で発達障害の知識をインプット出来たら、その中で、どの特徴に当てはまるのかを注意深く観察しましょう。
例えば、アスペルガー症候群の中にも、実は色んな型が存在します。
ちくわの夫は、観察した結果、アスペルガーの中でも「積極奇異型」に最も近いことが判明しました。
さらに、観察を続けると、アスペルガー症候群単体ではなく、ADHDの特徴を併発していることも分かりました。
実は「観察」というのが非常にポイント!
なぜなら、発達障害者本人には、そもそも自覚がないことが多く、サポート側が客観的に指摘してあげないと、気づかないことが非常に多いのです。


正しいサポートをするためにも、じっくり観察!
サポート側が客観視してあげることで、正確に特性をとらえることが出来るのです!
ポイント③オリジナル対処法を導き出す
ここまできたら、ようやく答えです!
観察でとらえた特性に対して、どのように対処していくのかを考えましょう。
お子様の場合は、親が考えてあげることになるでしょうか、大人の場合は一緒に対処法を考え、導き出すことがオススメです。
ここで大切なのは、特徴の表れ方がそれぞれ異なるように、対処法もその人によって違ってくるということです。
以下は、私たち夫婦の一例をご紹介します。
ポイント①知識をインプットする

ポイント②じっくり観察する

ポイント③オリジナル対処法を導き出す


このように「どうしたら出来る」「どうしたら改善する」の視点を持ち、その人オリジナルの対処法をたくさん導き出していきましょう!
アスペルガー夫の対処法まとめ
いかがでしたか?
発達障害者をサポートする上で大切なポイントは3つ。
②発達障害者本人をじっくり観察する
③オリジナルの対処法を導き出す
最適なサポート方法を導き出すのに、近道はありません。
しかし、発達障害者に出来るサポートはまだまだたくさんあるはずです!
ちくわは自身は、この3ポイントをおさえ、実践してから、夫との喧嘩がぐっと減るという嬉しい変化がありました。
是非、お悩みの方は実践してみてくださいね!