
こういった疑問に答えます。
●次に何をすべきか具体的方法が分かります
●結果効率よく自分達にあった式場に出会えます

年間100組、通算1000組以上、式場にてカップルの接客をしてきました。
そんな私が、どうやって結婚式場を探すべきか分からないカップルに、おすすめの探し方と具体的方法を導きます。
※結論はプロに任せること。
これだけです。
結婚式場探しはプロに任せる
先ほど記述したように、式場探しはプロに任せることです。
その理由は、次の3つ。
【不可能】
理由②予約代行、スケジューリングもしてくれ
【楽】
理由③式場へ情報を共有してくれ
【時間短縮】
理由①素人が式場を探すのは不可能
✓式場の数が多すぎる
ところで、結婚式場ってどれくらあるか知っていますか?
もちろん、どのエリアを検討するかで異なりますが、大阪だとざっと400くらいあります。
エリアを絞って、大阪のキタエリアだけでも、150くらいあります。
家族だけで行う小さな式場や、フリープランナーに依頼する特殊なものや、海外挙式なども入れると、数はもっと増えます。
その中から、全ての式場の特徴を理解し、自分達に合った式場を探し抜くなんて、考えただけでも途方に暮れてしまいますよね。
プランナーの私でも、名前も知らない式場は山ほどあります。
✓紙面やSNSから分かるの雰囲気だけ
式場を掲載している結婚情報誌と言えば、最も有名なのはゼクシィですよね。
確かに、ゼクシィは式場情報がたくさん載った満足ツールです。
だからこそ、結婚の記念に1冊ご購入されるのは大賛成です。
しかし、あくまでもゼクシィは式場探しのツールではなく、結婚式の夢を膨らませるための雑誌だと考えた方がいいです。
なぜなら、ゼクシィに載っている式場の写真は「広告用に撮影」されたものばかりなので、お花も必要以上に飾られていたり、普段は置いていない装飾が加えられています。
もちろん、私が働く式場も例外ではありません。
もし、そのままのイメージで結婚式をやるとなると、花代だけで100万オーバーは間違いないです。
最近では、式場側が公式SNSアカウント(InstagramやFacebook)を使って情報発信をしていることも多いですが、これも「映える」写真を積極的に掲載するので、例外ではありません。
よって素人が、情報紙やSNSからは得られる情報は、少々式場が背伸びした雰囲気のみ。
「会場のキャパ」「予算」「プランナー」などの、その他大切な要素は非常に見えにくいのです。
✓自己流で探すと明らかにずれる
もちろんカップルが自身で式場を探し、予約を経て、会場見学をすることも可能です。
「ここの式場で結婚式を挙げることが夢だった」と明確なのであれば、もちろんそれでOKで、会場見学後、話もトントン進んでいくことでしょう。
私は、式場に会場見学に来たカップルを接客するのですが、自己流で式場を探したカップルの場合、自分達の希望と式場で叶えられることが「大幅に」ずれていることが多いのです。
なぜなら、先ほども述べたように、情報紙やSNSだけでは、正確な情報を読み取りづらいからです。
例えば、SNSを見て「チャペルがカワイイ!」と一目惚れをし、会場見学を予約したとしましょう。
しかし、カワイイチャペル以外にも、その他
●静かな自然あふれるガーデンで写真を残したい
●外観はお城のような作りがいいな
と思っていたとします。
しかし、実際に式場に行くと、チャペルはイメージ通りだった。だけど
⇒ 狭い
●そもそもガーデンがない
⇒ 写真が残せない
●都心なのでビルインタイプの式場
⇒ 外観が微妙
となってしまいます。
もし、ゲスト数も無理やり減らして、その他希望を諦めるほど、チャペルが気に入ったのであれば、その式場で決定するのも悪くないと思います。
しかし、きっと希望というのは、そう簡単に妥協できるものでもありません。
もちろんプランナーとしても、代替え案を必死にご提案するのですが、キャパを広げることは出来ないですし、ガーデンを作ることも出来ないですし、外観をお城に工事し直すことも出来ません。
これだと、せっかく足を運んだカップルにとっても、そこで成約を目指して接客に入るプランナーにとっても、時間の無駄だと思いませんか?
理由②予約代行、スケジューリング代行
✓ブライダルフェアの種類も様々
結婚式場を探し出した後は、実際に式場に足を運び、内装の見学や料理の試食を行い、式場を選び決定します。
これが、ブライダルフェアです。
ブライダルフェアに行くためには、式場に予約が必須となります。
なぜなら、基本は1カップルに対して1プランナーが接客するため、式場側としてもスケジュールの段取りをする必要があるからです。
ただ、ブライダルフェアを予約するにも、色んな種類があります。
例えば、土曜日は「ドレス試着付きブライダルフェア」
日曜日は「試食付きブライダルフェア」などです。
最近では、各式場が工夫を凝らしたフェアを開催していて、同じ日に複数のフェアが開催されていることもあります。
情報紙やネットに、フェア内容は掲載されているのですが、あまりにも数が多いので、自分達はどのフェアに参加するのがいいのか、判断が難しいです。
どれがお得なのかも、細かい字で書かれているので疲れます。
よって、プロに「試食が付いているフェアに行きたい」「模擬挙式が見れるフェアがいい」と伝えるだけで、適切なブライダルフェアを調べてくれ、さらに予約までを行ってもらえるので、頼らない手はないかと思います。
✓スケジューリングしつつ予約してくれる
もし「比較的休みも合う日が多い」「結婚式予定時期はまだ先」というカップルであれば、1日に1式場の予約でも十分かと思います。
しかし「彼も私も仕事がいそがしくて休みが合わない」「出来れば半年後には結婚式を挙げたい」というカップルは、1日に何式場かを効率よく回りたいですよね。
特に、遠方住みのカップルは、帰省のタイミングで一気に回り切りたいことでしょう。
もし自分達で式場を探し、予約をし、スケジュールを組むと、確実に段取りが狂う可能性が高いです。
なぜならブライダルフェアによっても、所要時間が異なりますし、式場のアクセスを把握しないと、移動時間が思ったよりかかることもあります。
プロは、そこも全て考えた上で、スケジュールに無理のないよう、予約手続きを完了させてくれます。
カップルは、そのロードマップに沿って、式場に足を運べばOKという訳です。
理由③式場へ情報を共有してくれ時間短縮
✓詳細情報シートが式場に送られる
プロに話した希望は、式場で接客するプランナーまで事前に伝達されるシステムになっています。
プランナー的にも情報シートがあると、とてもありがたいです。
なぜなら、カップルの希望をある程度知った状態でお話しできるので、提案もスムーズですし、事前に+αの提案を考えておくこともできます。
カップル的にも、もう一度同じことをプランナーに言わなくていいので、時間が短縮できます。
✓特記事項には敏感に対応してもらえる
プロに事前に「これだけは譲れない」という特記事項があれば、是非伝えておいてください。
なぜなら、カップルにとって譲れないポイントというのは、大切にしたいことなので、質問も多く出るでしょうし、じっくり検討したいことが多いからです。
式場側としても、出来るだけそのニーズを満たして、成約に結び付けたいと考えているため、事前に分かればより詳細な資料を準備して臨むことができ、結果時間の短縮にもなります。
例えば「仕事が料理人なので、ゲストにも料理にうるさい人がいる」という情報が事前に分かれば、料理長に特別コースを用意してもらうこともあります。
「ベテランプランナーさんと落ち着いて話したい」という希望であれば、その日接客可能なプランナーの中でも、経験豊富なプランナーをあてるよう調節もします。
もし「これだけは」というこだわりがある場合は、遠慮なく事前に伝えておくことで、希望に合ったあなただけのブライダルフェアにしてくれるため、有意義な時間を過ごすことが出来るでしょう。
プロに頼む具体的方法

「なるほど!とりあえず、プロに頼るのが良さそうだなぁ。じゃあそのプロってどこにいるの?実際どこに頼ればいいの?予約はどこからするの?
自分達にピッタリの式場を探してくれ、予約代行もしてくれ、式場側に情報共有までお世話を焼いてくれるプロとは
「相談カウンターやデスクにいる人たち」です。
実は、色々種類があるのですが、プランナーの私としては、この2つのどちらかを選べば間違いないと思います。
実際私の式場も、この2つからの予約がほとんどです。
●Hanayumeウエディングデスク
ゼクシィ相談カウンター
ゼクシィ
全国に65店舗以上もあるので、家や職場から1番近いカウンターを選べばいいです。
イオンモールの中や、駅の近くにあることが多いですね。
ゼクシィ相談カウンターは、直接行かなくても、LINEでの相談も行っています。
「まだ、結婚式を挙げるかどうか自体も迷っていて、プロと直接会って相談するレベルじゃなくて気が引ける」というカップルは、そこから始めてもいいのではないでしょうか?
とにかく、1歩でも前に進むことが大切ですよ。
Hanayumeウエディングデスク
ハナユメウエディングデスク
関東、東海、関西、(九州)を中心に12店舗ほどあります。
店舗数はゼクシィ相談カウンターよりも少ないですが、実施内容は変わりません。
最近イメージキャラクターがローラから渡辺直美にチェンジしましたね。
Hanayumeウエディングデスクでは、新型コロナウイルス対策としてオンライン相談も実施しています。
自分達の希望に合わせて、まずは予約してみましょう!
結局どっちがお得?
そこで気になるのが、ゼクシィ相談カウンターとHanayumeウエディングデスクのどちらがいいの?という点です。
結論としては「どっちでもいい」です。
なぜなら、この2つのカウンターやデスクからカップルの送客を受けて、接客する式場プランナー側としてもやることは変わらないからです。
実際、ゼクシィ相談カウンターからのカップルには「ゼクシィ相談カウンター特典」
Hanayumeウエディングデスクからのカップルには「Hanayume割」というのが付くのですが、内容は少々違えども、割引額には大きな差はありません。
結局は、カップルが選ぶ時期や条件で割引が決まるので、そこまで神経質にならなくていいです。
まじで。笑
現在は新型コロナウイルスにより、営業時間を短縮したり、営業を自粛している店舗もありますので、必ず確認をするようにしてください。
ただ、現在は緊急事態宣言の段階的解除により、徐々に式場見学をするカップルも増えている印象です。
ワンポイントアドバイス

「よし、次の休みに予約を完了したよ。ただ、何にも準備していかなくていいのかなぁ?プロに相談するのだから、お金とかはかかるの?」
もちろん、式場探しから予約までをやってくれるのは間違いないのですが、かと言って全くのNOプランで行くと、担当さんも取っ掛かりが無くて困ってしまいます。
そこで、これさえ決めていけばOKという✓リストを以下にまとめました。
事前相談チェックリスト
以下の項目においては、必ず聞かれる内容になります。
より自分達にとってピッタリな式場を探してもらうためにも、最低限これだけはふたりで話しておくようにしましょう。
✓ゲストの招待人数
✓結婚式の希望時期
✓好きな雰囲気
✓その他譲れないポイント
料金は無料
なんとここまでしっかり対応してくれて、
料金は無料。
頼らない手はないですよね。
ただし、安心してください。
カウンターやデスクには、紹介した式場から「カップルを紹介してくれてありがとう」のお金を受け取る仕組みになっています。
よってカップルの皆様は、全く遠慮することはないのです。
まとめ

「よし、じゃあチェックリストの内容だけふたりで相談して、デスクへ行くようにしようね!自分達にあった式場に出会える気がしてきたよ」
いかがでしたか?
●ゼクシィ相談カウンターかHanayumeデスクに予約しよう
●チェックリストだけ相談していくようにしよう
●料金は無料なので安心

「プロポーズも終わったし、そろそろ式場を探さなきゃ!でも、どうやって探すの?何からやればいいの?ふたりとも仕事がいそがしいから、出来るだけ効率よく自分達に合った式場を見つけたいなぁ」