ちくわと申します。発達障害(アスペルガー症候群・ADHD)の夫と一緒に暮らしております。
どうも、ちく夫です。よろしくな!
本日は、発達障害について数々の書籍を読み込んだちくわがバイブルにしている本をご紹介します。
それがこちら!
うちの火星人〜 5人全員発達障がいの家族を守るための”取扱説明書”〜
パートナーや子ども、家族の中に発達障害の特性をもつ方は、その対応策に頭を抱えている人も多いのではないでしょうか?
夫の行動が奇想天外過ぎてついていけない‥‥。
私も、夫のアスペルガー特有のコミュニケーション下手が原因で、大きなトラブルや喧嘩になることが多々ありました。
しかし、この本を読めば、1歩も2歩も、発達障害の特性についての理解が深まります!
結果、ちくわ達夫婦も、不思議と関係が円満になり、喧嘩の数も確実に激減しました。
〇発達障害の家族の言動に困っている
〇子どもに発達障害の疑いがある
〇アスペルガーの夫と夫婦円満を目指したい
読み終えた後は、必ずあなたの気持ちがパッと晴れることをお約束いたします!
発達障害のおすすめ本【うちの火星人】
以下概要をお伝えしますね!
作者:平岡禎之(ひらおかさだゆき)さん
この本の作者である平岡禎之(ひらおかさだゆき)さんは、1960年の沖縄生まれ。
「妻・長女・長男・次女・次男」の6人家族です。
そして、平岡さん自身以外は、家族全員に何らかの発達障害の特性があります。
2013年夏『沖縄タイムス』という雑誌で、「うちの火星人」の連載が始まって以来、多くの反響があり、それからはさまざまな講演会で、発達障害の家族への取り組みを話すようになりました。
また、ブログ『地球人なりきりスーツ』の閲覧数が、さまざまな有名人ブログを抑えトップ20入り。
世間に注目を浴びるに至り、ついに念願の書籍化となりました。
取り上げているテーマ
この本のテーマは、発達障害の家族それぞれの「取扱説明書」
発達障害には100人には100通りの特性が存在します。
つまり、それぞれの特性に合わせたサポート法=取扱説明書が必要なことを語っておられます。
実際に、家族全員がそれぞれ違う特性を持ち合わせています。
共通点もあれば、発達障害である家族同士でも、まったく共感できない部分もあるようです。
目の前の大切な人を、よく観察し、理解し、対策法を考える。
つまりその人オリジナルの取扱説明書を作成することが、うまくサポートするための近道であることをこの本は伝えているのです。
コミカルで前向きな切り口
発達障害に関する本は、パートナーの立場にとっては、諦めなければならないこともあり、どうしても気持ちが暗くなってしまうものも多いです。
この本に出会う前まで、私自身も
やっぱり定型発達者と発達障害者は分かりあえないのかな…。
と 、不安や悲しい気持ちになることが多かったです。
しかし、この本は、とにかく発達障害を『コミカルに前向きに』書かれていることに好感が持てました。
発達障害である自分たちを「火星人」と自称し、「地球人と違うのだから、分からなくて当然!」と元気よく前を向く家族たち。
失敗やトラブルの連続を、ユーモアをもってクリアしていく姿勢。
著者の平岡さんは、地球人と火星人のバイリンガルという立場で執筆しているのも面白いです!
発達障害の家族を動物に見立ててキャラクター化
この本では、発達障害をもつ家族5人の特性を分かりやすくするため、動物のキャラクターに見立ててくれています。
例えば、「普段は行動がとてつもなく遅いのに、好きなことを始めると止まらなくなる次男」のことを「牛」に見立てたり…
「ぶっとんだ行動で周囲に驚きと笑いの渦に巻き込み、切り替えの早さが世界1の妻」のことを「鷲(わし)」に見立てています。
読者の立場としても、キャラクター化することで、どんな特性があるのかが掴みやすくなっています。
俺は、妻のワッシーナと次男のウッシーヤにそっくりだったぞ!あなたはどのキャラクターのタイプに近いかな?
発達障害の事件エピソードを4コマ漫画に
家族5人のキャラクターにつき約10個の事件エピソードが書かれています。
それを読むだけで、非常に勉強になることばかりなのですが、エピソードとともに、対応策も掲載されているところが嬉しいポイントです。
またそのエピソードが4コマ漫画になっているので、読み手も楽しく読み進めることが出来ます。
この特性!夫にそっくり!笑
私自身も、夫の特徴と重ね合わせながら、参考になった部分がたくさんありました。
うちの火星人おすすめの読み方
きっと、この本に興味のある方は、自身が発達障害の特性で悩んでいる方、もしくは、近くに発達障害の人がいて、その人への対応策を学びたい方なのではないでしょうか?
発達障害は、人によって現れる特性が全く違うので、サポートしたい相手にどんな特性があるのかを的確にとらえる必要があります。
当事者に直接書き込んでもらう
ちくわは自分でこの本を流し読みした後、夫にこの本を渡し
この本を読みながら「当てはまる」部分と「当てはまらない部分」を書き込んでほしい!
とお願いしました。
最初は
本に文字を書くの!?なんか抵抗あるなぁ…。
と渋っていた夫でしたが、書き始めると楽しくなってきたみたいで、交換日記のような、世界でたった1つだけのオリジナル本が完成しました。
すなわち、この本のテーマでもある、夫の取扱説明書が完成したのです。
キャラクターの仲間入りをしてみる
全て読み終えた上で、私は夫をこの家族たちと同じく、キャラクター化するとどうなるのか考えてみました。
すると、こんな感じになりました♪
いかがでしょうか?
どう?似てると思わない!?
なかなか上手に描いたね!俺の特徴もバッチリ掴んでるわ!
このように、この本を読むだけで、夫の特性を深く理解出来、確実にコミュニケーションも円滑にとれるようになってきたのです。
うちの火星人まとめ
いかがでしたか?
この本を読んだ限りだと、私の夫は、妻と次男の特性は非常に当てはまりましたが、逆に長女・長男・次女の特性は当てはまらないものが数多くありました。
そして、この本を読んで、最も嬉しかった変化。
それは、夫とのケンカが確実に激減!したことです!
〇パートナーと円滑な関係を築きたい
〇愛する発達障害の子どもをどう育てていいのか分からない
〇前向きに発達障害について学びたい
真実を知ることは、怖い部分もあるかもしれません。
しかし、最低限の知識なしには、分かり合うことができません。
まずは、この本を読んで、前向きに第一歩を踏み出しましょう!
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